ベーキングパウダーや重曹が苦いときの原因と対処。スコーンや蒸しパンやクッキーを苦くしない方法もまとめたよ。

 

ベーキングパウダーや重曹を使うお菓子

たとえばスコーン、蒸しパン、クッキーが苦いときの

対処、原因、苦くしない方法をまとめました。

 

 

安心して読んでもらえるように

参考にした本も紹介して

情報の根拠が分かるようにしています。

 

 

ベーキングパウダーと重曹の苦味にまつわるポイント

 

 

リンゴ1

まずは苦くなる原因から!

ベーキングパウダーや重曹は

その成分とふくらませる仕組みの関係で

苦味が出るのは仕方がないようです。

 

ベーキングパウダーはガスを発生させて

生地をふくらませますが、

ガスの他にも、中性塩、水が発生します。

 

この中性塩が、おそらくお菓子が苦い原因。

 

中性塩は塩辛い味とともに

苦味をもつものが多いと言われています。

 

 

重曹もガスを発生させて生地をふくらませると同時、

炭酸ナトリウム、水が発生します。

 

炭酸ナトリウムは、

苦味と独特の臭いがあります。

 

ベーキングパウダーも重曹も

ふくらみの元になるガスを発生する過程で

苦味の元もできてしまうようです。

 

※ベーキングパウダーや重曹が苦い原因を書くとき参考にした本

新版 お菓子「こつ」の科学 著 河田昌子

身近な食品学 著  豊沢功  能岡浄  安倍史子

 

 

リンゴ1

ベーキングパウダーを使って苦くなってしまったお菓子は・・・

 

ベーキングパウダーを使って

すでに苦い味に仕上がってしまったお菓子については

心配なら食べないのがオススメ。

 

 

食べるときは、

ジャムやチョコレートソースやアイシングなど

味が濃いトッピングを添えて

苦味をごまかすと食べやすいです。

 

 

リンゴ1

今度は対処法について。

ベーキングパウダーや重曹を使うお菓子を

苦くしないための対処は5つ。

オススメはベーキングパウダーや重曹を使わない!

 

 

1・レシピを確認、正しい計量で入れすぎ防止。

お菓子が苦かったときは

うっかり間違ってベーキングパウダーや重曹を

入れすぎてしまったことも考えられます。

ぜったいないよ、って思った時こそ・・・

 

 

2・ベーキングパウダー、重曹の量を減らしてみる。

作り慣れていない時や

失敗したくないときはオススメできませんが

お菓子の膨らみ加減をみて

量を調節できるときは減らしてみるのもオススメです。

 

 

3・新しく別のメーカーのベーキングパウダーを買う

ベーキングパウダーの場合

メーカーを変えると苦味がやわらぐことがあるようです。

 

 

※3の対処について参考にしたウェブサイト

春色ソレイユ スコーンの苦みは「ベーキングパウダー」が原因。メーカーを変えると改善します

 

 

5・ココアやチョコチップ、スパイスなどでアレンジする

重曹やベーキングパウダーを使うと

苦味が出たり、重曹なら生地が黄ばんだり臭いがのこったりと

仕上がりに影響がでやすいです。

 

プレーンな生地でにおいや苦味が目立つときは

スパイスやココアなど、味が濃い素材を混ぜて

カバーしてみてください。

 

4・ベーキングパウダーも重曹も使わないレシピに変える。

この記事でのオススメ!

 

お菓子をふくらませる方法は

ベーキングパウダーだけでなく

 

・イーストを使う

・卵やバターを泡立てることによる空気の力を使う

 

といった、苦味が出ない方法もあります。

 

 

ベーキングパウダーでふくらませるときと比べて

イーストなら発酵時間がかかったり

空気の力を使うなら生地作りにコツがあったり

 

手間がかかって失敗することもありますが

参考にするレシピを選べば

失敗のリスクは減らせます。

 

 

ベーキングパウダーや重曹を使ったら苦い。原因と対処

個人的に持っていてよかったレシピ本の例

詳しい紹介は

記事の最後のほうでまとめています。

 

 

リンゴ1

より詳しい情報は続きでまとめました!

 

 

 

 

【苦いときの対処】ベーキングパウダーや重曹は正しく計量、入れすぎ防止!

 

ベーキングパウダーや重曹は

数グラムという少ない量で

たくさんの生地をふくらませる強力な材料です。

 

それだけに計量は正確さが大事。

 

ベーキングパウダーや重曹は

使う量がちょっと多かったり

少なかったりしただけで

仕上がりが変わりやすいからです。

 

リンゴ1

ベーキングパウダーや重曹の計量のポイントは↓

 

盛りすぎない!

 

山盛りにした1杯と

すりきり1杯では量が変わってきます。

 

この写真はベーキングパウダーを小さじで計っているところ。

ベーキングパウダーや重曹で苦いお菓子にしない

これは山盛り。

 

ベーキングパウダー、重曹を使うと苦くなる原因と苦くしない方法

これは山盛りにしていない写真。

さっきの山盛りの写真と、使っている計量スプーンは同じです。

 

それぞれのベーキングパウダーを

小皿にうつしたところ。

ベーキングパウダーや重曹を使ったレシピが苦くなる原因と対処

左・山盛りにしていないほう。はかると4.5グラムくらい。

右・山盛り。はかると6グラムくらい。

 

同じスプーンを使っても、盛り方で

こんなに違います。

そこで・・・

 

できたらすりきりして計量!

 

計量スプーンではかるとき

粉をすくいっぱなしだと

つい山盛りや少な過ぎになるので

ベーキングパウダー、重曹を使って苦くしないためにメジャースプーンはすりきって使う

山盛りに持ってから

ナイフの背などの平らなもので

スプーンからはみ出た粉を

すりきって落としてはかると正確です。

 

ベーキングパウダー、重曹を使って苦くしないために計量はきっちりと

きれいにならしたところ。

 

このスプーンは容量が5ミリリットル。

こうやってきれいに表面をならすと

より正確に5ミリリットル分の材料をはかれます。

 

 

リンゴ1

こうやって手間をかけても

どうしても計量スプーンだと誤差が出てしまうんですよね。

0.1グラム単位ではかれる

デジタルばかりがあるとより正確にはかれますよ^^

 

 

 

【苦いときの対処】ベーキングパウダーや重曹を減らしてみる

 

使っているレシピによっては

使用量が多すぎるのかもしれません。

 

ベーキングパウダーや重曹を使っても苦いお菓子になる原因と対処

 

上の写真のベーキングパウダーを例に

標準的な使用量をご覧ください。

 

 

小麦粉100グラムにつき

ベーキングパウダー2グラムから2.5グラムほど。

小さじ1杯は約3グラム。

 

※この分量は、共立食品株式会社が販売する

homemadecake ベーキングパウダーアルミフリー 個包装

の場合の使用量です。

 

実際に使用する時は

製品の説明やレシピの指定を参考にしてください。

 

さきほど写真でお見せしたベーキングパウダーであれば

小麦粉の量のほんの2%くらいで

お菓子がふくらむのですね。

 

 

重曹も必要な使用量は多くありません。

ベーキングパウダーよりも少なくてすみます。

 

 

使っているレシピのベーキングパウダーや重曹の使用量が

標準的な使用量よりあきらかに多く

仕上がったお菓子が苦いときは

減らしても良いかもしれません。

 

ただ、ベーキングパウダーや重曹は

少ない量の違いでお菓子の膨らみを左右します。

 

減らしすぎると苦味が減るかわりに膨らみが悪く、

固くなったり仕上がったお菓子に

厚みが出なかったりすると思います。

 

苦くなるのも分量をかえて失敗するのもイヤなときは

ベーキングパウダーや重曹をへらすより

使うレシピを変えて

解説がていねいなレシピを参考にしたほうが失敗しません。

 

 

【苦いときの対処】ベーキングパウダーなら。いろいろあるから別のメーカーに変えてみる

 

ベーキングパウダーは

 

重曹

助剤

デンプン

を混ぜ合わせて作られています。

 

 

補足情報・ベーキングパウダーの成分の例とその役割

重曹(炭酸水素ナトリウム) 熱や助剤の働きで分解し、ガスを発生させる

ミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)

ピロリン酸カルシウム

酒石酸

クエン酸

第1リン酸カルシウム

助剤。

ガスの発生をコントロールする

 

小麦粉

コーンスターチ

遮断剤。

デンプン。ベーキングパウダーを保管している時、ガスを発生する重曹と、助剤がふれあわないように遮断しておく。

 

 

製品によって

重曹、助剤、デンプンをどんな割合で使うか

どんな種類の助剤やデンプンを使うか違いがあり

微妙に性質が違うベーキングパウダーがあります。

 

 

オススメは、健康への影響を考えた

アルミニウム不使用

(ミョウバン不使用)

のベーキングパウダーです。

 

苦味については、ベーキングパウダーが

お菓子をふくらませる仕組みの関係で

なくならないかもしれませんが

 

量や使い方を調節して

苦味を抑えられると思います。

 

入れすぎた。まだ生地は焼いていないときのオススメ対処は「あきらめる」

 

ベーキングパウダーや重曹を入れすぎて

まだ生地は焼いていないときの対処は

あきらめてそのまま仕上げてしまうのがオススメです。

 

小麦粉を使ったお菓子では、

ベーキングパウダーや重曹を入れすぎたリカバリのために

生地をいろいろいじると

手間がかかったわりに美味しくなくなるおそれがあります。

 

多くのお菓子に使う小麦粉は

水分を加えて練ると粘り気がでる成分を含んでいるのですが

 

ふっくら仕上げたいお菓子や

さっくり歯切れよく仕上げたいお菓子の場合

小麦粉の粘り気が出すぎるのはよくありません。

 

生地を練りすぎると小麦粉の粘り気が出て

ふくらみが悪くなったり、仕上がりが固くなったりすることが多いです。

 

ベーキングパウダーや重曹を入れすぎたのをリカバリするために

材料を足して混ぜ直したり

味を変えるのに他の材料を足して混ぜたりすると

生地の混ぜすぎになりがちですから

あきらめて焼いてしまいましょう!

 

 

 

蒸しパン・クッキー・スコーンが苦いときの対処

 

 

・ふくらみすぎていてベーキングパウダーや重曹の苦味が気になるときは

ベーキングパウダーや重曹を減らす。

 

 

・食感がほどよいのに

重曹やベーキングパウダーの苦みだけ気になるときは

チョコやナッツなどの味が濃い素材を入れて

苦味をカバー。

プレーンだとベーキングパウダーや

重曹による苦味が目立ちやすいです。

 

 

ベーキングパウダーや重曹の苦さが気になるとき

・スコーンならクリームやジャムをたっぷりつける。

スコーンはもともと

クリームやジャムをたっぷりつけるための食べ物で

それだけでじっくり味わうものではないそうです。

 

 

スコーンを作って

ベーキングパウダーや重曹による苦味が気になるときは

甘いジャムや、クリームをたっぷり乗せてみてください。

 

 

 

苦味が気になるときは、

・ベーキングパウダーや重曹を使わないのもオススメ。

短い時間で作る蒸しパンだと難しいと思いますが

スコーンやクッキーならベーキングパウダーも重曹も使わず

美味しく仕上がるレシピがあります。

レシピ本も充実しているので探しやすいですよ。

 

 

 

リンゴ1

【ポイント】それではここでいったんまとめます!

 

苦いのは、ベーキングパウダーや重曹の成分と、

生地をふくらませる仕組みのせい。

重曹なら炭酸ナトリウム

ベーキングパウダーなら、中性塩が苦味の元

 

・入れすぎが理由で苦いときは量を変える。

ベーキングパウダーなら、成分が違う製品が売られているので

他の製品を使うと苦味を感じなくなることもある。

 

・ふくらみも悪いときは、分量をまちがったか

材料が古いのかも。新しく買って正確に計量してトライ!

 

・すでに苦くなったお菓子は食べないか

味が濃いジャムやクリームを添えて苦味をごまかす。

 

使わないのが確実な対処

ベーキングパウダーなしでもふっくら膨らむお菓子は作れます!

 

 

 

 

 

これなら苦くならない。ベーキングパウダー重曹不使用のレシピ

 

私が持っていて内容を知っているレシピ本から

ベーキングパウダーや重曹を使わないレシピを

紹介します。

 

ベーキングパウダー、重曹不使用専門のレシピ本ではないため

一部のレシピでベーキングパウダーを使っていますが

使っていないレシピが

作ってみてとても美味しかったですよ!

 

古い本ですからお手頃な古本もあります^^

 

 

 

苦くない。ベーキングパウダー重曹不使用のレシピ

クイーンアリスのレシピ本

 

左・クイーン・アリスのクッキーと焼き菓子

お菓子だけ見たいときはこちら。

個人的にはロールケーキが絶品です!

 

パウンドケーキ・ロールケーキの一部のレシピは

ベーキングパウダーや重曹ではなく

メレンゲを使って空気の力でフンワリさせます。

 

サブレ・クッキーの一部のレシピは

ナッツのパウダーを使い

ベーキングパウダーを入れなくても

軽い口当たりに。

 

 

右・クイーンアリスの永久保存レシピ

料理も見たいときはこちら!

 

個人的にはどちらも持っていて良かったですが

この2冊はお菓子のレシピが一部

重複しています。

 

オーブンを使わないデザートも

充実しているのはクイーンアリスの永久保存レシピのほう。

 

 

 

 

苦くない。ベーキングパウダー重曹不使用のレシピ

小嶋ルミさんのレシピ本 

どちらの本もシフォンケーキはベーキングパウダーを使っています。

 

おいしい!生地(写真右)

 

お菓子作りの基礎が詰まった親切なレシピ本。

アレンジの前に

失敗しないでふつうに美味しく作れるようになりたい!

というとき特にオススメです。

 

ベーキングパウダー不使用で苦くならないレシピとしては

クッキー、サブレが充実しています。

その他、スポンジケーキ、ロールケーキ

パウンドケーキの一部のレシピも

ベーキングパウダーを使わずに作れます。

 

スコーンはベーキングパウダーを使うので

スコーンレシピを探しているときはNG。

 

 

知りたがりのお菓子レシピ(写真左)

 

ベーキングパウダーいらずのシュークリームが美味しいです。

 

リンツァートルテ

バシュラン

ヌガーグラッセ

タルト

サワークリームを使うパウンドケーキ

コーヒー風味のブランマンジェ

など、ベーキングパウダーを使わないお菓子も充実。

 

 

なお、さきほど紹介したクイーンアリスのレシピは

作って美味しかったのですが

お菓子作りで応用できるコツの解説は

小嶋ルミさんのレシピのほうが詳しいです。

 

 

 

ネットで無料のレシピは探せますが

美味しく作れるか、それを見て作れるのか

見分けるのが難しいって思いませんか。

 

ここで紹介している本は、無料ではない代わりプロのレシピ本。

ちゃんと作れて、美味しかったので紹介しました!