ボーフォールチーズの食べ方や保存方法をまとめました。
この記事を見ている方は、
「ボーフォールチーズの食べ方を探している。そのまま食べたりお酒のお供にするのも美味しいけど、それだけだとなくならないので、料理にも使いたい」
「ボーフォールチーズを買ってみて、臭いや苦味などを感じたり、口に合わなくておいしくなかった。美味しい食べ方を探している」
「なかなかなくならないから、ボーフォールチーズの味を保つ保存方法を知りたい」
という方が多いと思います。
ボーフォールチーズは食べ方を調べている方なら特に、「子供の時から食べ慣れて身近になったチーズ」ではないと思います。
特別な感じがするかもしれませんが、食べ方は難しくありません。

では、まずは目次をご覧ください。知りたい項目をクリックすると、その部分へジャンプできます!
目次
ボーフォールチーズの食べ方
ボーフォールチーズの食べ方は、難しく考えるものではないようです。
日本ではボーフォールチーズは、関税や輸送費の都合もあって高級食材になっていると思います。よほど経済的に余裕がある方は別として、少し身構えていただく特別なチーズと思われているかもしれません。
ただ、生産地であるフランスサヴォア地方では、ボーフォールチーズは日本で言うとろけるシュレッドチーズやスライスチーズのような食べ方とそう変わりなく、さまざまな料理に使われているようです。
ボーフォールチーズの食べ方は、サンドイッチ、ハンバーガー、グラタン、チーズフォンデュ、パスタ、サラダなどの料理に使うほかに、そのまま食べたり、お酒のお供にも。
子供向けのおやつとして、サイコロのように切って食べたり、ボーフォールチーズはさまざまな食べ方で楽しまれています。
※ボーフォールチーズの食べ方は、こちらのサイトで詳しく紹介されています。
外国語のサイトなので読みづらいですが、ブラウザの自動翻訳機能で日本語にできますよ。レシピは特写真が多いので、写真を見ているだけでも使われ方の雰囲気が伝わると思います。
このように、ボーフォールチーズは「硬くてうまみがつまっている、加熱すると溶けるチーズ」と大まかにとらえてもらうと、食べ方が広がると思います。
もし、そう言われても食べ方に困ってしまうときは、ボーフォールチーズが口に合わなかったかのかもしれません。
記事の続きで口に合わないときの食べ方をお伝えしていくので、もうしばらく読みすすめてみてください。
ちょっと臭いとき・苦いとき
ボーフォールチーズが臭い、または苦いときの食べ方は、簡単なのは量を調節して料理に混ぜること。
ボーフォールチーズは、作る過程で水分をしっかり抜いてミルクの固形分をみっちりと凝縮させ、じっくり熟成させることでうま味や香りを引き出したチーズです。
そのままだと臭さに抵抗があるかもしれませんが、料理にうま味を足す調味料としての食べ方なら、口に合わなかったボーフォールチーズも美味しく食べられるかもしれません。
薄くすりおろしてパスタなどの料理のうま味調味料のように使ったり、クセのないチーズとブレンドして料理に使ったり、手元にあるボーフォールチーズが食べられそうなら試してみてください。
すごく臭くて苦くて心配なとき
よほどボーフォールチーズのくさみや苦味が強烈で嫌な味を感じるときは、チーズのコンディションが良くないのかもしれません。
チーズの強い苦味や渋味は良いものではないとされています。
また、臭いときは有害な雑菌が繁殖していたり、食べごろを過ぎているのかもしれません。
ボーフォールチーズがあまりに臭かったり、苦かったりするときは、製造の段階で何か問題があったのかもしれませんし、輸送や販売店での保管方法がよくなかった可能性があります。
ただ、人の味覚はあいまいなところがあって、「自分が感じた渋みや苦味が、本当に渋味や苦味なのか」正しく判断できないことがあります。
酸味は、苦味や渋味のように感じられることがあるそうです。
臭かったり、苦いと感ても、すぐにチーズの状態が悪いと言い切れるわけではないので、手元にあるボーフォールチーズが、苦味や臭いで嫌な味がするときは、お店に食べられるか聞いていただくのが良いと思います。
濃厚すぎるとき
ボーフォールチーズの味は嫌いではないが、濃厚すぎて食べているうちに飽きるときは、パンやレーズンなどの他の食材を添えてみてください。
ドライフルーツは、口の中でチーズの塩気や酸味をやわらげる箸休めのような役目を果たします。
パンはフランスパンなどの、シンプルなものがチーズと合わせやすいです。
塩辛などの珍味が淡白なごはんと一緒に食べて美味しいように、シンプルな味わいのパンはチーズの塩味をマイルドにし、より美味しく感じさせてくれます。
美味しく食べるための保存方法
ボーフォールチーズは、食べ方としては料理に使ったり、そのまま食べたり、幅広い食べ方で消費できます。購入したボーフォールチーズが少ないなら、味が落ちるまもなく使い切れるかもしれません。
ただ、たくさん買ったり消費ペースがゆっくりだったりして、手元のボーフォールチーズを長持ちさせたいときは少し手間をかけてみてください。
アルミ箔や専用の包装紙でピッタリ包んで乾燥防止
カットする前のボーフォールチーズは、大型で硬く保存性が高いチーズです。ただ、カット後のボーフォールチーズは表面積が増えて切り口が乾燥しやすくなります。
しっとりした質感を保つために、乾燥しないようにアルミ箔や包装紙で包んでください。
表面に水滴や脂が浮いたら拭き取って
ボーフォールチーズなどの硬いタイプのチーズは、表面に脂や水滴が浮くことがあります。
水滴や脂は蒸れや劣化の原因になるので、見つけたときは紙やふきんで脂を拭って、包装紙を取り替えて保管を続けてください。
固くなったときの食べ方
ボーフォールチーズが購入から時間がたって固くなり、そのままでは美味しくなくなってしまったら、食べ方を工夫して美味しく食べれられます。
チーズおろし器などを使って細かくして、グラタンやパスタなどの料理に使ってみてください。
※参考にしたサイト・本
チーズのソムリエになる 基礎から学ぶチーズサービスの仕事 著 久保田 敬子