エメンタールチーズがまずい。
味が薄い。苦い。
エメンタールチーズの味を購入する前に知りたい。
そんなときのための情報をまとめました。
目次
エメンタールチーズがまずいときは、まずさの理由を思い出してみて
エメンタールチーズの味の特徴は、穏やかな風味の硬めのチーズであること。
食べてみて臭かったり、またはマイルドすぎて物足りなかったりして、まずいと感じることもあるかもしれません。
また、食感がゴムのようでまずいと感じる可能性も。
買って手元にあるエメンタールチーズがまずいときは、まずは味を思い出してみてください。
まずいと感じた理由によって、伝えたい内容が違ってくるためです。
質問掲示板などで、エメンタールチーズがまずいという意見がいくつかありますが、その理由はさまざまです。

まずいというより、塩味が薄くて口に合わない。
苦いからまずい。
歯ざわりがモソモソしてなめらかではないからまずい。
もし手元にあるエメンタールチーズが、苦いなど不快な味や香りがするなら。
チーズの品質が落ちているかもしれないので、食べるかどうかは慎重に決めてください。
手元にあるエメンタールチーズが、なにか物足りなくて美味しくない、モソモソした歯ざわりがまずいと感じるときは。
食べ方で格段に美味しくなる可能性が高いです。

どんな理由でまずいのか思い出してもらったら
続きをどうぞ!
まずい理由ごとの原因や、食べ方についてまとめています♪
エメンタールチーズがまずい理由が苦味なら品質が落ちているのかも
エメンタールチーズがまずいとおもった理由が強い苦味や臭さなら、チーズが劣化しているのかもしれません。
エメンタールチーズ作りでは、チーズ作りの過程で水分をしっかり取り除き、熟成期間をじっくりとって、硬くうま味がつまったチーズに仕上げます。
日持ちの良さが特徴ですが、保存状態が悪いと味が落ち、苦味などの嫌な味が出てしまうことがあります。
一般的に、チーズの苦味は保存状態の悪さの目印であり、好ましいものではないと言われています。
腐っていたり食中毒でどうにかなったり、というのはめったに無いと思いますが、心配なら食べないのがいちばん安全です。
手元にあるエメンタールチーズを買ったお店に問い合わせできるなら、現物を持ってお店に行ってもらうか、写真を添付して問い合わせのメールをするのが良いと思います。
せっかく買ったエメンタールチーズはもったいないですが、やはり体は大事です。

食べることをきめたら、エメンタールチーズは食べ方しだいで食べやすくなる可能性がおおいにあります!
食べ方はいろいろ応用がきく
エメンタールチーズの食べ方は、難しく考えなくても大丈夫です。
そのまま食べるほかに、サラダなどのトッピングにしたり、料理用の溶けるチーズと同じ感覚で使ったりと、幅広い使いみちができます。
そのままでは物足りないときは、グリュイエールチーズなど他の味が濃いチーズとブレンドすると、満足感が出ると思います。
エメンタールのチーズフォンデュ
【ここで試した材料と作り方】
エメンタールチーズ50グラム
牛乳 20グラム(チーズの3分の1くらいの量。白ワインでも)
コーンスターチ 小さじ3分の1(チーズから脂が分離するのを防ぐため)
エメンタールチーズを小さく刻み、コーンスターチをまんべんなくまぶす。
鍋にエメンタールチーズと牛乳を入れて、火にかけて混ぜて溶かす。
エメンタールチーズは溶かしてチーズフォンデュによく使われます。
チーズがしょっぱくないのでたっぷりかけてもクドくならなくておいしいです。
ただ、エメンタールチーズだけで、牛乳を入れて作るとかなりマイルド。
塩気も控えめです。
ウインナーなど、塩気がある食物とあいますが、じゃがいもなどの淡白な食材だと、物足りないかもしれません。
ものたりないときは、ブルーチーズやグリュイエールチーズなど、エメンタールチーズより味が濃いチーズをブレンドすると満足感がでます。
料理用に
エメンタールチーズなどのハードタイプのチーズは、特徴である濃い旨味をいかして料理の調味料として使えます。
そのまま食べてイマイチでも、サラダに加えたり、薄くスライスしてパスタにふりかけたり、ホワイトシチューやパスタソースに加えてコクを高めるなど、さまざまに応用できます。
熱すると溶けるので、とろけるチーズの代用にもなりますよ。
エメンタールチーズが焼いてとろけたところ。
左側にはちみつ、右側にコショウをかけています。
溶けていない棒状の部分は、チーズのはしの固くなった部分です。
取り除いて食べたほうが均一にとろけておいしくなります。
エメンタールチーズチーズに苦味があったり、味そのものが好きではない場合は、味が濃い食べ物と組み合わせると、臭みや苦味をカバーできると思います。
チーズトーストにはちみつやコショウをかけたり、ピザトーストにするのが手軽です。
そのまま食べるなら薄く切って
エメンタールチーズそのものの味を楽しむときは、薄くスライスして口の中で溶かすように味わってみてください。
じっくり味わうと甘みやうま味を感じやすくなります。
※この記事を書くとき参考にした本
ワイン&チーズとテイスティング術 おいしいパンのみつけかた 著 大和田 聡子
ワインとパンとチーズをトータルで楽しむための一冊
チーズの教本2019 NPOチーズプロフェッショナル協会
楽ウマ! チーズレシピ 著 梶田 泉
カンタン派から本格派まで豊富なチーズレシピ集
チーズのソムリエになる 著 久保田 敬子
チーズの品質の善し悪しのみきわめや食べ方が豊富な写真で解説された一冊