ケニア紅茶の特徴と味わい

ケニアの紅茶の特徴を、飲んで調べてまとめました。

特徴、美味しい飲み方、合うお菓子について紹介しています。

 

参考にした文献リスト付きで、情報の根拠が分かる、

ケニア紅茶の特徴のはなしです。

 

リンゴ1

さいごに、実際飲んだケニアの紅茶や、ケニアで生産された紅茶がブレンドされた紅茶の感想を紹介しています。

では、まずは目次からどうぞ!

 

 

ケニア紅茶の産地と味わいの特徴

 

ケニアはアフリカ大陸の東側に位置する

赤道直下の紅茶産地です。

 

標高が高い場所に紅茶産地があり、

主に標高1500メートルから2700メートル、

平均して2000メートル前後に茶畑があります。

 

気候や雨量などの条件が紅茶の生産に適しており

ケニア紅茶の香りが充実する旬(クオリティーシーズン)は

1月の末から2月にかけてと

7月から9月の2回ありますが、

年間をとおして品質は安定しています。

 

 

 

ケニアの紅茶そのもの特徴と味わいは、

 

  • 大部分がCTC加工されていること
  • 個性が弱めでマイルドな味わいであること
  • 低価格な紅茶が多い

 

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう

 

ケニアの紅茶は多くがCTC加工される

ケニアで生産される紅茶は、

その多くがCTC紅茶というコロコロの丸い粒状に仕上げられます。

 

CTC紅茶とは、収穫された生のチャノキの葉を紅茶の茶葉の加工するさいに

専用の機械を使用し、

 

チャノキの葉を

Crush(潰して)

Tear(裂き)

Curl(丸めて)

ごまの粒のような粒状に加工した茶葉のことをいいます。

 

紅茶に不慣れなうちは特別な紅茶のように見えますが

ケニアのCTC紅茶は低価格の紅茶のティーバックにも使われている

身近な存在です。

 

 

味わいの特徴は個性が弱めでマイルド

 

CTC紅茶の性質ともからんできますが、

ケニアの紅茶はマイルドで個性が弱く

ほのかな甘味があってミルクと相性が良いことが特徴です。

 

CTC紅茶は、仕上がった茶葉にチャノキの茎や軸も混ざるため

個性が弱く香りも突出した個性がない、オーソドックスな味わいになります。

そのためケニアのCTC紅茶は渋みが弱めで、親しみやすい味わいといえます。

 

水色がオレンジ色がかった赤で美しく

ほどよいコク、渋み、甘み、さわやかさを感じられます。

 

 

低価格な紅茶が多い

ケニアの紅茶は生産量世界第2位と多く、

安価で良質な紅茶が生産されています。

 

日本でも、日東紅茶のデイアンドデイや、リプトンイエローラベルなど

低価格帯のティーバックにブレンドされています。

 

 

美味しい飲み方

 

ケニア紅茶はストレートでもいただける紅茶ですが

コクや甘みがあるためミルクとも相性がよく

用途が広いことが特徴です。

 

ケニア紅茶をいれるときに使用する茶葉の量や浸出時間は、

製品ごとの特徴や人それぞれの好みによって調節していただくことになるため

いちがいにはいえませんが

 

ミルクティーにする場合は茶葉の量は標準より多めに。

 

ストレートでいただくときは、CTC紅茶の特徴として

短時間で香りや味が出るかわり、雑味や渋みが出やすいため

長く浸出しすぎないほうが飲みやすいと思います。

 

 

合うお菓子

 

ケニア紅茶の爽やかな香りや甘みやコクは

ナッツの香ばしさや、はちみつやスパイスと好相性。

 

食べ合わせの例としては、朝にミルクティーをたっぷりいれて

はちみつとシナモントーストと一緒に。

 

 

ケニア紅茶は甘みがありつつ

植物らしい爽やかな香りもあって重さを感じないので

朝にたっぷりいれて、バターつきのトーストとともにいただきたい紅茶です。

 

リンゴ1

では、ケニアの紅茶の特徴をここでいったんまとめます。

 

 

水色 オレンジ系の赤
茶葉の形状と味わいと香り CTC紅茶がほとんど。個性は弱いがマイルドな味わいで、爽やかな香りと甘みがあり、用途が広くミルクティーと合う。
その他

安価で品質が安定している。

 

 

 

 

ケニア紅茶の種類と製品

 

ケニア紅茶が使用されている紅茶製品の一部を紹介します。

実際飲んだことがあるケニア紅茶の感想もまとめました。

 

 

飲んだことがあるケニア紅茶やケニアの紅茶が使用されている製品

 

日東紅茶のデイアンドデイ

低価格帯のティーバックで、インドの紅茶とケニアの紅茶のブレンドです。

味わいは淡白でミルクティーよりもストレートやアイスで

爽やかにいただくのが合うと思います。

 

 

リプトンのイエローラベル

ケニアの紅茶と、インドネシア、

その他の国の紅茶をブレンドしたティーバックです。

茶葉の使用量を調節すると濃い味わいになり甘みが出るので

ミルクティーにも向きます。

浸出時間が長くなるとエグみが出やすい気がします。

 

トワイニングのクオリティアイリッシュブレックファースト

ケニアの紅茶を主体にインドの紅茶をブレンドした

ミルクティー向きの製品です。

甘い香りがあって牛乳と相性が良い紅茶ですが、ストレートでも美味しくいただけました。

 

ムジカティーのアフリカンジョイ

ケニアの紅茶のみを使用した紅茶です。

ストレートでいただくとオレンジ色っぽい赤い水色が美しく

甘みと爽やかな香りを感じられます。

ミルクティーにするとコクがありながら

ムジカティーのアッサムCTCと比べ

甘みが淡白で爽やかさのある味わいです。

安価で茶葉の香りが良く、ここで感想を書いた

ケニア紅茶の中ではいちばんのお気に入りです。

 

 

その他のケニア紅茶

ウィリアムソンティー

ウィリアムソンティーは紅茶の製造、販売を行うイギリスの会社です。

取り扱う紅茶はすべてケニアで生産された紅茶を使用しており、

イングリッシュブレックファスト、アールグレイなど種類が豊富。

 

フォートナムアンドメイソンのアイリッシュブレックファスト

インドのアッサム紅茶とケニアの紅茶のブレンド紅茶です。

ミルクとの相性がよく、麦芽と似た味わいが特徴です。

 

 

 

この記事を書くとき参考にした本とウェブサイト

 

基礎から学ぶ紅茶のすべて 著 磯淵猛

紅茶ブレンド 著 磯淵猛

ティーインストラクターおすすめの紅茶をもっと楽しむ12ヶ月 日本ティーインストラクター協会

紅茶にあう菓子コーヒーにあう菓子123 著 川上恵子 田口文子