飲んでいる紅茶がまずい・・・紅茶って苦手・・・紅茶が嫌い・・・
そんな「紅茶がまずい」という気持ちがあったら
紅茶を飲まなくなる前に
この記事を読んでみてください。
紅茶がまずいとき考えられる理由と
おいしく飲むための入れ方、飲み方についてまとめてみました。

それでは本題にまいりましょう。まずは目次からどうぞ^^
目次
紅茶がまずいとき考えられる4つの理由
紅茶がまずいときに考えられる原因はいくつかあり、
飲み方や入れ方、茶葉の種類以外にも
本当に紅茶が好みに合わないという理由があります。
まずは紅茶がまずいとき考えられる
5つの理由をごらんください。
理由1紅茶自体がどんなに上手に入れてもまずい
紅茶は入れ方や飲み方によって
美味しくなったりまずくなったりしますが
どんなに上手に入れても紅茶自体が苦手なこともあります。
まず、コーヒーにはない紅茶の特徴をつかんでもらって
紅茶自体が苦手でないかチェックしてみてください。
紅茶の特徴【全体的にコーヒーに比べて薄味・香りがソフトな飲み物】
紅茶はコーヒーと比べて、香りが弱い飲み物です。
人為的に香りを付け加えたフレーバーティーは別として、茶葉そのものの香りは淡白です。
焙煎したコーヒー豆ほど、インパクトのある香りではありません。
味についても、コーヒーは紅茶と比べて力強い味わいです。
コーヒーの味わいの強さを10とすると、
紅茶の強さはわずか2ほどだと、書かれている本もあります。
コーヒーが好きな方からすると、紅茶は味も香りも淡白で物足りないように感じられ、まずいと思われるのかもしれません。
※参考にした本
別冊家庭画報 人気のケーキ2 115ページ
紅茶の本 146p
紅茶の特徴【紅茶には渋みがある】
紅茶の茶葉には、タンニンという渋みを作る成分が含まれています。
タンニンはほとんどの植物に含まれている成分ですが、
特に紅茶の茶葉には大量に含まれており、紅茶の渋みの元になっています。
良質な紅茶には、心地よい渋みがあると言われており
良い渋みは紅茶の美味しさを作る大切な要素とされています。
コーヒーの苦味とは違う、
舌の表面や頬の内側がキュッとするような感じがする、渋み。
渋い飲み物に慣れていないと、良質と言われる紅茶であっても、その渋みがまずいと感じられるかもしれません。

ただ、渋みだけが紅茶をまずいと思う理由なら、淹れ方しだいで美味しく飲めるかも。入れ方次第で紅茶は渋みの強さを調節できます!
※ 参考
(紅茶のタンニンについて) 基礎から学ぶ紅茶のすべて 著 磯淵猛
62p
(紅茶の渋みについて) 紅茶味わいのこつ 著 川崎武志 中野地清香 水野学 52p
紅茶の特徴【独特の香りがする】
紅茶には、茶葉に香り付けした紅茶や、
香り付けしなくても茶葉そのものが香り高い紅茶があります。
コーヒー豆を香ばしく焙煎するコーヒーとは違い
紅茶は植物の葉からつくります。
香りもコーヒーとはかなり違っていて
青臭かったりスッとしたり、酸味が合ったり
爽やかで淡い香りです。
紅茶好きにはそれがいいのですが
まずいと感じる方がいるのは自然なことです。

嗜好品の好みはひとそれぞれ!紅茶好きの間でも、好きな紅茶のタイプが違うことがあります
【紅茶そのものが苦手でまずく感じるときは。紅茶から離れるのがオススメ】
紅茶という飲み物自体がまずいと感じるときは
無理やり飲んで嫌な思い出を作ってしまうより
離れたほうがいいかもしれません。
人の食べ物の好みは年齢や、健康状態など
さまざまな理由で変わることがありますから
なにかのきっかけで紅茶を好きになったら
再挑戦してみてください^^
ただ、紅茶に興味があるときは
もうしばらくねばってみてもいいかもしれません。
紅茶は入れ方や茶葉の種類によっては
紅茶好きでもまずいと感じることがあります。
理由2いれ方が原因で紅茶がまずい
紅茶は入れ方によって
まずい紅茶にも、おいしい紅茶にもなります。
【入れ方のためにまずい紅茶になっている例と、紅茶に合わない入れ方】
まずい紅茶の例 | こんな入れ方をしているのかも | 改善する方法 |
色はあっても味がしない。薄い! |
蒸らし時間が短すぎる 茶葉の量が少なすぎる お湯の温度が低すぎる 水質が合わない |
紅茶の茶葉の量と蒸らし時間を計る。 沸かしたての熱湯を使う。 日本の水道水を使っているなら、水質には問題がない場合がほとんどですが、ミネラル分が多い水だと、紅茶の味や香りが出にくいことがあります。 |
ミルクティーが美味しくない |
牛乳を注ぐ前の紅茶が薄い ポーションタイプのコーヒーフレッシュを使っている 牛乳の量が少ない 紅茶の種類がミルクティーに合わない |
紅茶の茶葉の量を2倍位に増やして 牛乳を30ミリリットルから50ミリリットルくらいたっぷり入れる。 茶葉は、ミルクティー向きの紅茶を使う。 |
美味しくするための入れ方については
のちほど紹介します。
紅茶がまずい理由3フレーバーをつけた紅茶である
紅茶の中には、茶葉に人為的に香りをつけた、フレーバードティーと呼ばれる紅茶があります。
有名なフレーバードティーに、アールグレイがあります。
アールグレイは、ベルガモットという
柑橘類の一種の香りをつけた紅茶です。
アールグレイは人気があり、有名な紅茶でもあるために
茶葉に人為的に香りをつけた紅茶であることを知らずに飲んで
香りがきつくてまずいと感じている方もいるかもしれません。
【フレーバーをつけた紅茶だからまずいときは、別の紅茶を】
もし、香りがきつさが理由で紅茶が苦手なら、
・ダージリン
・ディンブラ
・ルフナ
・ウバ
など、香りをつけていない紅茶なら美味しく飲めるかもしれません。
※ 参考
>> yahoo知恵袋 紅茶のアールグレイ レディグレイが苦手な方いますか?
理由4茶葉の種類の問題
入れ方は間違っておらず
フレーバーティーでもないのに紅茶がまずいときは
茶葉の種類を変えると美味しく飲めるかもしれません。
紅茶は産地の違いやブレンドの違いがあって種類が多く
紅茶が好きでも種類によって
好き嫌いがでてくることがあります。
まずい紅茶をおいしくするための入れ方
紅茶の美味しい入れ方については
様々な本、ウェブサイトでいろんなことが言われています。
何冊か本を買って、ウェブサイトを見て入れ方を調べたところ
いちばん分かりやすく信頼性も高いと感じたサイトがこちらです。
美味しくするための基本的な入れ方はこちら。
紅茶の入れ方を調べていると
水質のお話やジャンピングなど一見ややこしい話が
出てきてしまいますが
紅茶の有名店が紹介する美味しい紅茶の入れ方は
分かりやすくシンプルです。