ルピシアのシロニバリを飲んでみて、感想を書きました。
シロニバリについて、ネットでみかけた口コミも掲載しています。
サンプルとしてもらった、ルピシアのアッサムCTCとの比較写真もとってみました。
シロニバリとは
ルピシアのシロニバリとは・・・
アッサム州にあるシロニバリ茶園でとれた茶葉が、シロニバリになるとのことです。
シロニバリには、夏に茶葉がつまれた【シロニバリクオリティー】と
茶葉をつんだ時期が書かれていない【シロニバリ】があります。
ここで紹介しているのは、【シロニバリ】
こんな袋に入っています。これは開封したあとの写真です。
次は裏側を見てみましょう。↓
【原材料名】紅茶
【産地】インド
【特徴】
インドのアッサムのCTC製法による紅茶。
コクと甘い香りが特徴。ミルクティーや甘いチャイに最適。
【入れ方】
熱湯 150ml
茶葉の量 2.5~3g
浸出時間 1~2分
※参考 ルピシア公式オンラインショップ
※【アッサム】とは?
アッサムとは、インドの地名で紅茶の産地です。
インドには、アッサム州という場所があり、アッサム州で生産されている紅茶が、アッサムティーと呼ばれて販売されています。
アッサムで生産される紅茶の特徴は、「赤っぽい茶色の紅茶の水色」(※水色とは入れた紅茶の色)「力強いコクで牛乳に負けない味がある」
アッサムティーには、CTC製法の茶葉とリーフティーがあり、それぞれ特徴があります。
CTC製法のアッサムティーの特徴は、短い時間で濃い紅茶をいれられて、チャイやティーバックに向いていること。
リーフティーの特徴は、アッサムティーの茶葉が持つ個性、【コクのある甘さや独特の香り】を感じやすいことだと言われています。
※【CTC製法】とは?
CTC製法は、紅茶の製造方法のひとつです。
名前の由来となっている【CTC機】という機械を使って、茶葉を引き裂いてつぶし、丸めることで、コロコロとした粒状の茶葉が作られます。
茶葉に行う加工の内容、
引き裂く・・・crush
つぶす・・・tear
丸める・・・curl
この頭文字をとって、CTCと呼ばれています。
CTC製法の特徴は、
【完成した茶葉が、粒状になっている】
【短時間で濃い紅茶をいれられるので、チャイやにティーバックに向く】
【大量生産に向いている】
このようにメリットもあるCTC製法ですが、香りについてはリーフティーのほうが良いと言われています。
※アッサム CTCについて 参考にした本
基礎から学ぶ紅茶のすべて 磯淵猛 著 45、58~61ページ
紅茶 味わいの「こつ」 理解が深まるQ&A 89
100~101、96ページ
用語についての解説はここまで。
では、ルピシアのシロニバリの茶葉を見てみましょう。
ルピシアのシロニバリとアッサムCTCの比較写真
どちらもチャイやミルクティー向けのアッサムCTCとシロニバリ。
写真をとって違いをくらべてみました。
紅茶の味はアクシデントでまともに比較できなかったのですが、茶葉の色や形はちがいました。
こちらはアッサムCTC。サンプルとして、プレゼントしてもらったものです。
↓
ティーバックを破って紙の上に広げてみます。
左がアッサムCTC、右がシロニバリです。
※写真がまずくて実際よりしろっぽくなっています。
↓
左のアッサムCTCは赤茶色っぽく、右のシロニバリはアッサムCTCより黒っぽいのが伝わるでしょうか?
この画像が一番、色がまともにとれた一枚です。
アッサムCTCのほうが、よりきれいに丸まっていて赤茶色っぽく
シロニバリは茶葉の形がゴツゴツして、黒っぽくなっていますね。
飲み比べた感想は、アクシデント
(比較の最中にお湯をこぼして軽いやけど。慌てている間に、浸出時間が長くなりすぎた)で
まともな比較をできなかったので、詳しい話は省略しています。 ごめんなさい・・・
茶葉の形や色は、たしかにアッサムCTCとシロニバリで別のものなので、きちんと飲み比べたら違いがはっきりしていたと思います。
ルピシアのシロニバリと他のアッサムの特徴を知りたい方は、こちらのサイトが詳しいです。
紅茶を入れた感想
ルピシアのシロニバリをいれてみました。
条件は、
熱湯 300ml
茶葉 6g
浸出時間 1分30秒
左 シロニバリのストレートティー 大さじ4杯
右 シロニバリのストレートティー 大さじ3杯 牛乳 1杯
短い時間で、濃い赤茶色の水色になりました。
ストレートで飲むとやや渋みがあり、舌がキュッとする感じがします。
甘みがあり、さつま芋のような感じです。
色が濃いのと、やや渋みを強く感じるので、私は牛乳を入れたくなりました。
ミルクティーだと渋みが柔らかくなって飲みやすく、乾かした植物の葉らしい爽やかな香りも感じました。