ムジカティーのアフリカンジョイ
他の紅茶と比較してみました。
アフリカンジョイはどんな紅茶なのかな、と思ったときに向けて書いた
紅茶のレビューです。
初めていれたときは
牛乳を注ぐと甘くなるミルクティー向きの紅茶かな
という以外アフリカンジョイについて変わった感想はなく
感想を書きづらく感じていました。
紅茶について調べながら
他の紅茶と飲み比べてみるとアフリカンジョイの特徴が
なんとなく見えたような気がします。
ムジカティーのアフリカンジョイを他の紅茶と飲み比べた感想
まずは飲み比べる紅茶の紹介から。
上左がムジカティーのアフリカンジョイ。
上右がトワイニングのクオリティアイリッシュブレックファースト
下がムジカティーのアッサムCTC
茶葉の色と形を拡大してご覧ください。
左から順に、ムジカティーのアフリカンジョイ、
ムジカティーのアッサムCTC
トワイニングのアイリッシュブレックファーストです。
主役のアフリカンジョイの写り方が小さい。
色の明るさや形状はこの写真に映っていますが
色が正確に再現できなかったので文章で補足します。
ムジカティーのアフリカンジョイ
・・・黒みが強い、粒状の茶葉。
粒がアッサムCTCより小さく色が濃い。
アッサムと比べて香りは甘さが弱くやや乾燥した草のような香りを感じた。
ムジカティーのアッサムCTC
・・・粒の大きさはアフリカンジョイ、アイリッシュブレックファーストと比べて1番大きい。色は赤みがかった茶色で明るい色。
この3種類の中で香りは1番甘く、皮付きの蒸したさつまいものような香り。
トワイニングのアイリッシュブレックファースト
・・・大部分は粒状の茶葉。繊維状の葉が混ざっている。
香りの甘さは1番弱く、土っぽさと植物っぽい青臭みを少し感じる。
同じ容器をつかって、できるだけ条件をそろえて入れてみました。
茶葉3グラム
熱湯100ミリリットル
浸出時間3分
上 ムジカティーアッサムCTC
・・・1番水色が濃く赤みがかっている。ラム酒などの洋酒のような少しツンとくる甘い香り。渋みは最も強く苦い。
下右 ムジカティーアフリカンジョイ
・・・やや植物のような青い香りを感じる。ただ、ムジカティーのディンブラやモーニングブリーズほどの、青草っぽい爽快感はない。冷めたあとも甘い香りが残っていた。
下左 トワイニングアイリッシュブレックファースト
・・・干したバラの花弁のような甘い香りがする。冷めると香りが立たなくなった。
いずれもこの濃さではストレートで飲むには渋すぎて美味しくありません。
ミルクを注いでみました。
小皿に紅茶大さじ1杯
牛乳大さじ1杯を加えたところ
カメラの設定がまずくて色がわかりづらくなっています。
色や味について違いを書くと
上 アッサムCTC
・・・1番色が濃く味も濃い
下左
・・・アフリカンジョイ
アッサムと比べて色は薄く、味わいもやや薄い。茶葉の形が、雑味が出やすいCTCタイプなのと、牛乳を注ぐと甘みが増したのでミルクティー向けと思われます。
下右
・・・アイリッシュブレックファースト
アッサムと比べて色は薄く、味わいもやや薄い。これもアフリカンジョイと同じ理由でミルクティー向けと思われます。アフリカンジョイととても似ていて、この比較では私には違いが分かりませんでした。
微妙な比較になってしまった言い訳をすると
アフリカンジョイはケニア産の紅茶でCTCタイプの茶葉。
アイリッシュブレックファーストも、ケニア産の紅茶主体でインドの紅茶をブレンドしたCTCタイプの紅茶です。
共通点があるので似ていて感じるのも仕方がないかなと感じます。
もう少しまともな比較記事を書きたかった・・・!
特徴がつかめなかったので、
ケニアの紅茶について調べて補足すると
ケニア産の紅茶は
ダージリンやアッサムなどの強い個性を持つ紅茶と比べ
個性が弱いマイルドな紅茶です。
香りの個性は弱く、ほのかな甘みを感じる味。
ブレンドやアレンジ向けなど幅広い使いみちがあり
ミルクティーと相性が良い紅茶です。
ケニア紅茶について参考にした本
紅茶ブレンド 著 磯淵 猛
分かりやすい個性がなくミルクティーにして甘みが出るのが特徴
と感じたのも的外れではなかったのかな。
アッサムCTCより甘みや渋みは軽くマイルドなので
スパイスなどの香り付けの素材を足すときに使いやすいと思いました。
【感想まとめ】
アフリカンジョイは
アッサムCTCと比べて渋みや甘みがあっさりしてマイルドです。
牛乳を注ぐと甘みがまして感じるので、ミルクティーにしておいしい紅茶だと思います。
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