日本蜜蜂の蜂蜜を取り寄せてみました。
 
養蜂のミツバチといえばセイヨウミツバチが主流だそうで、日本蜜蜂のはちみつと聞いて物珍しさが半分。
あまり期待はしていなかったのですが、これがとても美味しい!
 
そこで、日本蜜蜂の蜂蜜だけでなく、日本ミツバチそのものにも興味をもって、資料を取り寄せて調べてみました。
 
 

日本蜜蜂の蜂蜜を食べてみた。味と香りの感想

こちらは【ふくみつ】というはちみつ専門店で取り寄せた、日本蜜蜂の蜂蜜です。
 
内容量は150g、買ったときの値段は2000円程度でした。
これでも日本蜜蜂の蜂蜜としては値段が安いほうだと言うからびっくり。
 
詳しい価格については変動があるかもしれないので、販売店でお確かめください。
 

日本蜜蜂の蜂蜜

 
日本蜜蜂の蜂蜜とはいえ、見た目はごく普通のはちみつ。
ですが、フタを開けたときの香りがすごい!
ブドウや洋梨と言ったらいいか、とにかくフルーツです。
 
日本蜜蜂の蜂蜜
 
甘さがベタベタ口の中に残らず、食べた後口の中から甘さが消えるのが早い。
甘味料だけあって甘いですが、甘さがすっきりしています。
 
 
 
これを書いている今も、日本蜜蜂の蜂蜜を、スプーンでなめて味を確かめながら・・・
やはり美味しい。酸味と豊かな香りがあって、フルーツシロップのようです。
 
はちみつの中には、においが強いものやほろ苦いものなど、私は食べにくく感じたものがありましたが、こちらの日本蜜蜂の蜂蜜は本当に食べやすかった。
 
日本蜜蜂の蜂蜜
 
ちなみに、日本蜜蜂の蜂蜜の他にもいろんなはちみつを取り寄せていて、証拠の写真はこちらの記事で掲載しています。
 
 
【※記事を読むにはこちらをクリック】
 
 
市販の安価なはちみつから値段が高い国産はちみつまで、いろいろ食べた中、この日本蜜蜂のはちみつはフルーツのような香りが心地良く感じます。
 
 
あまりに美味しいので日本ミツバチに興味をもって、調べてみました。
 
 

日本ミツバチの特徴は?

 
日本ミツバチの特徴は、日本の在来種であることと、野生の生物としての特徴が強く残っていることです。
 
 
現在、日本で蜂蜜集めの働き手として飼育されているミツバチは、多くがイタリア原産のセイヨウミツバチです。
 
この種類のミツバチは大人しく、女王蜂がよく卵を産み、【分蜂】という年老いた女王蜂が働き蜂を引き連れて行う引っ越しのような行動を、起こしにくいことが特徴です。
人が管理しやすい性質を持っているのですね。
 
セイヨウミツバチは明治時代以降に輸入された蜂で、元々日本で生息していた生き物ではありません。
 
 
明治より古い時代の日本では、もともと日本に生息していた日本ミツバチを飼育して、はちみつを集めていました。
しかし、日本ミツバチは品種改良が行われておらず、野生の生物としての特徴が残っています。
 
具体的には、日本蜜蜂は巣にはちみつが貯まると、熱心に蜜集めをしなくなること。
 
日本蜜蜂は、人が巣箱を用意しても、寄り付かなかったり、かじって破ってしまったりする場合があること。
 
日本蜜蜂は、巣箱を開けられただけでも逃亡してしまったり、羽音を立てて騒いだりすること・・・
 
 
セイヨウミツバチと比べて神経質だと言われています。
 
 

セイヨウミツバチとの違い

 
セイヨウミツバチは、日本みつばちとは原産地が違います。
もうひとつ違うのは、日本みつばちが野生の生物であることに対して、セイヨウミツバチは品種改良されていることです。
 
セイヨウミツバチの原産地であるヨーロッパでは、養蜂の歴史が長く、紀元前からミツバチが家畜として飼われていました。
 
養蜂の長い歴史の中で、ヨーロッパではセイヨウミツバチの品種改良が進み、巣から逃げ出しにくく、繁殖力が強く、蜜を集める能力が高い、はちみつを生産する働き手として優秀なセイヨウミツバチが生み出されました。
 
 
品種解消されたセイヨウミツバチは、明治以後に日本に輸入され、日本の養蜂で飼われる蜂の中心になっています。
 
 

日本蜜蜂は百花蜜づくりが得意

ミツバチが自然に作り出す蜂蜜には、百花蜜と単花蜜があります。
 
百花蜜は、何種類かの花の蜜から作られた蜂蜜です。
百花蜜は、ミツバチがさまざまな花の蜜を集めて作る蜂蜜で、人がはちみつをブレンドして作るわけではありません。
人がブレンドして作るはちみつは、【ブレンド蜜】と呼ばれています。
 
それに対して単花蜜は、一種類の花の蜜から作られた蜂蜜です。
 
セイヨウミツバチは、単花蜜、百花蜜どちらの蜂蜜も作りますが、日本蜜蜂は百花蜜を作るのが得意と言われています。
 
 

広い範囲からさまざまな花の蜜を集めるニホンミツバチ

 
ニホンミツバチは、蜜の源になる花が限られている山地に生息しています。
そのため、日本蜜蜂は狭い範囲に花が密集している場所で一気に蜜を集めるというより、広い範囲を飛び回ってさまざまな種類の花から蜜を集め、はちみつを作ります。
 
そうして作られるのが、他種類の花の蜜からできる百花蜜です。
 

セイヨウミツバチの性質を利用して一種類の花から単花蜜を作る

外を見て回ると一種類の花しか咲いていない・・・ということは、なかなかないと思います。
同じ時期に、さまざまな花が咲いていますよね。
 
何種類もの花が咲いている中で、単花蜜ができるのは、セイヨウミツバチがもつ性質のおかげです。
 
 
セイヨウミツバチは、蜜が豊富にある花を見つけると、その花から蜜をとりつくすまで、他の花に寄り道することなく同じ花に通い続けるという習性が、特に強いミツバチです。
 
そのため、一種類の花が密集して咲いている場所でセイヨウミツバチを放すと、セイヨウミツバチは近くにある花に集中して通い続け、ほかの花の蜜があまり混ざっていない単花蜜が作られます。
 
 
リンゴ1

日本ミツバチ、セイヨウミツバチの性質については、こちらの資料↓を参考にして記事を書きました。より詳しくは資料をご覧ください

 
日本はちみつマイスター協会 基礎講座テキスト 2018年 3月31日改訂版
(百花蜜と単花蜜について) 15~16ページ
(セイヨウミツバチと日本ミツバチについて)32~34ページ
 
 
ミツバチの教科書 
発行所 株式会社エクスナレッジ
 
(分蜂について)150ページ
 
 
 

非加熱の日本蜜蜂のはちみつを扱うお店と価格

 
非加熱の日本蜜蜂の蜂蜜は、通販で販売されています。
取り扱っているお店が何か所かありましたが、季節によっては品切れだったり、取り扱いをやめてしまっているかもしれません。
 
 
価格や在庫については変動があるので、ここで書くよりお店で確認していただくほうが間違いがないと思います。
 
 
 
日本蜜蜂の蜂蜜や、非加熱のはちみつを販売しているお店を紹介するので、よかったらお店をのぞいてみてくださいね。
 
お店の名前をクリックすると、楽天市場や公式サイトへ移動できます。
私がはちみつを買ったお店を紹介しています。
 
 
 
まじめな蜂蜜は、国産の非加熱のはちみつを販売している蜂蜜専門店です。
 
楽天市場やamazonでは、品切れだったり、取扱品目が少なかったりして、売れ筋ランキング上位の品物と比べて目立ちません。
ただ、はちみつの味や香りはとても良かったです。
 
日本蜜蜂のはちみつを販売していたようですが、この記事を書いている2019/07/01の時点では、公式サイトでは日本蜜蜂の蜂蜜は販売されていませんでした。
季節によってはまた、日本蜜蜂のはちみつの販売がはじまるかもしれないので、お店を見てみてくださいね。
 
 
 
ラベイユは、日本を含めた世界各国のはちみつを販売する蜂蜜専門店です。
 
品揃えが多く、日本国内では見かけない植物からとれたはちみつや、日本蜜蜂のはちみつなど、珍しいはちみつを販売しています。
 
全国に数箇所の実店舗があり、店舗では試食も可能です。
 
 
 
 
日本蜜蜂の蜂蜜の他に、多種類の国産の非加熱のはちみつを販売している蜂蜜専門店です。
日本蜜蜂の蜂蜜の他にも、レンゲやみかんなどの単花蜜や、季節ごとにとれる百花蜜があります。
 
ここで紹介している3店の中では、比較的日本蜜蜂の蜂蜜の価格帯が安くなっています。