「水牛のモッツァレラは、牛乳のモッツァレラチーズと味が違うのか」
「値段が高くて空輸便送料がかかるお店もあるけど、それだけしてなんの違いもなかったら残念すぎる」
「オンラインショップで写真を見ても、分からない。水牛製も牛乳製もモッツァレラはどれもそっくり……」
そう思って読んでくれている方が多いと思います。私は全部思ってました。
そんな疑問に向けて、実際に水牛のモッツァレラチーズと、その他のモッツァレラチーズを取寄せて感想をまとめたのがこの記事です。
比較食レポを探しているときは、読んでみてくださいね。

先に感想をまとめてしまうと、「水牛のモッツァレラは香りも味も濃い」私はいろんなモッツァレラを試せて、好奇心もお腹も満たせましたよ♪
写真付きのより詳しいレポートを見てくれる方は、続きを読んでみてくださいね。
水牛の【モッツァレラ・ディ・ブッファラ】と、他のチーズの違いを食べ比べたよ
今回の食べ比べはこちらのモッツァレラチーズ4種。
オマケのドイツモッツァレラチーズを足して合計5種類。
※十勝生モッツァレラを除外して、全てこのお店で購入しました。▼
※ショップ名をクリックすると、楽天市場のお店へ移動します。
そのまま食べたときの違い
【配置・見た目・香り】
左上・十勝生モッツァレラ(これだけカットして半分になっています)…外見がやや黄色みかかり、香りは淡白。
右上・モッツァレラ・バッカ(牛乳製)…外見がやや黄色っぽくくすんだ白。水牛製のブッファラと比べて香りは弱く、淡白。
左下・ブラータ…唯一パッケージに入っていた水分が、白く濁っている。巾着状の形。生クリームのような香りがある。
右下・モッツァレラ・ディ・ブッファラ(水牛乳製)…色は純白。ヨーグルトのような甘酸っぱい香りが、最も強い。

次は、内部の見た目・硬さ・味について。モッツァレラ同士の比較でも違うものでしたよ。
【十勝生モッツァレラ】
箸できると固い。内部は短い繊維が詰まった感じ。ごく薄いチーズの味。塩気、酸味とも薄い。
【モッツァレラ・バッカ】
箸で切ると、十勝のモッツァレラチーズよりも柔らかい。味は塩味、酸味とも薄い。内部は繊維が十勝よりやや長くて、蒸した鶏ささみに似ている。食べると弾力があり、プリプリする。
【ブラータ】
表面にゴム風船のような膜があり、箸で切るとき硬い。内部はクリームのようなトロッとした中に、ササミをほぐしたような繊維が見える。クリームとほぐしたモッツァレラチーズを混ぜたような味。
【モッツァレラ・ディ・ブッファラ】
表面が固くて、箸で簡単に切れなかった。内部にササミのような繊維があるところは、他のモッツァレラと似ている。味は目立って濃い。塩味、酸味、ヨーグルトのような乳製品の味、全てが強い。
※ドイツモッツァレラチーズ……見た目は他のモッツァレラチーズのような繊維感はなく、塩味が一番濃く感じた。レビュアーが食べ慣れているピザ用チーズの味に最も近い。

今回食べた水牛乳製のモッツァレラチーズの特徴をまとめると、香り、味とも濃い! それでいて、ピザ用チーズとは違うサッパリ味。次は、焼いたときの食べ比べのレポートです。
焼いたときの違い
焼く前。ピザ生地にトマトソースとチーズを乗せています。
【配置】
向かって左。上から順に、「ブラータ」「水牛製のモッツァレラ・ディ・ブッファラ」「ドイツモッツァレラ」
向かって右。上から順に、「何も乗せていない」「牛乳製のモッツァレラ・バッカ」「十勝生モッツァレラ」
焼いた後。配置は先ほどと同じ。
そのまま食べるほうが違いが分かりやすかったです。

イマイチ自信がない感想で良かったら…
水牛製モッツァレラ・ディ・ブッファラ……ヨーグルトのような酸味を感じられ、チーズの主張がモッツァレラ・バッカや十勝生モッツァレラより強い。
ドイツモッツァレラ…塩味が一番強い。食べ慣れたピザ用チーズに最も近い。(ドイツモッツァレラはシュレッドチーズの原料としても使われています。知らないうちに食べていたのかも)
【そのままでも焼いても】水牛のモッツァレラの食べ方紹介
食べ比べた結果、水牛のモッツァレラは「牛乳製のモッツァレラより、ヨーグルトとチーズの中間のような、甘酸っぱい香りが濃厚」
ただ、焼くととろけて伸びるところや、熟成させたカマンベールチーズより淡白なところは、牛乳製のモッツァレラと変わりはありません。
私は、水牛のモッツァレラチーズは味が濃いモッツァレラチーズだと思って、牛乳製と同じように使いました。
【水牛製のモッツァレラチーズの食べ方を探しているときは】
こちらが参考になると思います。>>クックパッド モッツァレラのレシピ